健康や美容のために「水」を多めに飲むと良い。ということは一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
結論から述べますと、「水」は身体にとって必要なもので飲んだ方が良く、水がもたらす効果は様々なものがあります。
またコーヒーやお茶、ジュースなどの飲み物ではなく「水」が大切な理由を理解して飲むことが大切です。
今回はそんな水と身体の関係性についてご説明させていただきます。
水をたくさん飲むメリット
水をたくさん飲むメリットとして
・血流の改善
・代謝向上
・便秘解消
・アンチエイジング
・リラックス効果
・集中力アップ
など様々なものが挙げられます。元気で若々しく日常の生活を送る上で積極的に摂取していきたいところです。
血流改善
血液の80%は水分で構成されています。水分が不足すると血液はドロドロになり、十分な水分量があればサラサラな血液となってきます。
血液には脂質や糖、塩分を排出する役割も担っています。なので高血圧や糖尿病などの生活習慣病の改善・予防にも繋がってきます。
代謝向上
水を飲むことで血流スピードがUPします。身体の細部へ酸素・栄養を運ぶスピードが上がるので細胞の活性化が早くなり結果代謝向上にも繋がります。
代謝が上がると、エネルギーの消費量も上がるのでダイエット効果も期待できます。
便秘解消
便秘は、水分が不足していることで便が固くなってなっている状態になります。身体に水を取り入れることで便秘の解消も期待できます。
腸は脳や肌とも繋がりが深く、免疫もコントロールしています。
・うつ病などの精神疾患
・アトピー・アレルギー
・肌荒れ
・潰瘍性大腸炎
などの症状の原因にも繋がってきますので、水を多めに摂って便秘も防いでいきましょう。
水分以外の問題で便秘が起こっていることもあるので、便の材料となる栄養素「食物繊維」の食品も積極的に摂取していきましょう。
アンチエイジング
年齢を重ねていくと細胞内の水分量は減っていきます。
「肌荒れ」「小ジワ」「くすみ」「クマ」などの防止にも水は大切になってきます。
若々しい身体を作って維持していく上で水は欠かせないものになります。
肌トラブルの原因として大きな食品添加物や老廃物といったものも水によって排出してくれます。体内の掃除や、骨の健康を保つといった働きもありアンチエイジングに繋がります。
リラックス効果
水にはカルシウムイオンとマグネシウムイオンが含まれるのですが、鎮静作用があります。
ストレスを感じた時にはゆっくりと水を飲むことがおすすめです。
カルシウムにはイライラや自律神経の乱れの原因にもなる交感神経の過剰な働きを抑える作用があります。過剰な交感神経の働きを抑えることで「頭痛」「動悸」などといった自律神経症状の改善に繋がることがあります。
1日に飲むべき水分量
体重(kg) ✖️ 約35(ml) =1日の必要最低水分量(ml)
上記が健康な成人の1日の必要最低水分量の簡易計算表となります。
体重が多いほど必要な水分量は多くなります。身体の表面積が増えることで皮膚から蒸発していく水分が多くなるためです。
例えば体重が50kgの方は1750mlが1日に摂るべき最低限の水分量となります。
水はこまめに摂取していくことが大切になってきます。
あまり今まで意識して水を飲んでこなかった方も得られるものが多いので、少しづつ量を増やして健康的な身体を手に入れていきましょう!